お客様から階段の手すりの要望がありまして、折角なのでオリジナルにしてみました。
イメージは固まっていましたので、具現化すべく製作図の作成からです。
一応モデルはあるのですが、デザイン重視なものでしたので強度・利便性共に寸法を刷新しました。この図面を基に鉄工所で制作してもらいます。
↑ 1週間程度で届きました。
加工・溶接までの注文でしたので、仕上がっていません。
インダストリアルな感じにしますのでこのままでも素材の荒々しさがあり雰囲気は出ていますが、今回はもうひと手間加えます。
↓ 先ず、余計なサビを落として全体的に研磨をかけます。
↓ 次に特殊な塗料を塗布していきます。
↓ 塗布完了
↓ オイルで仕上げます。
乾燥させて
完成です!
この仕上げによって美観を伴いながらも、一つひとつが表情の違った味わいのある手摺金物になりました。唯一無二な代物です。
黒ペンキで塗ってしまえば簡単なのですが単調な感じが否めなく、鉄の素材感も薄れてしまいます。この方法で仕上げることで重厚な表現ができたと思います。
↑ 手摺に使用するウォールナット。
↓ このように取り付けます。
いいですね!ヴィンテージ感が出ていると思います。握った感じもよく機能的にも申し分ありません。
実際に取付けたものも機会があれば投稿したいと思います。
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神栖市の工務店のブログ
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